フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦、NHK杯に向けた公式練習が24日、札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われ、男子で14年ソチ五輪金メダルの羽生結弦(ANA)は4回転など高難度のジャンプを何度も決めるなど、仕上がりの良さを見せた。第2戦のスケートカナダでは2位。今大会で表彰台に乗れば12月のGPファイナル(フランス・マルセイユ)に進出する。

 午後7時からは札幌市内のホテルで行われた記者会見に出席。時折笑みを浮かべるなど終始、リラックスムードだった。11人が出場する25日のショートプログラムの滑走順は9番目(午後8時18分予定)。「やってきたことを信じて今できる自分の演技をしたい」と気持ちを高めた。