女子1500メートルで高木美帆(日体大)が1分56秒36で優勝した。3日の1000メートル、団体追い抜きに続くW杯での勝利。押切美沙紀(富士急)は10位、佐藤綾乃(高崎健康福祉大)は11位だった。

 女子500メートルでは辻麻希(開西病院)が37秒82で2位、神谷衣理那(高堂建設)が37秒88で3位に入った。優勝は于静(中国)で、郷亜里砂(イヨテツク)は5位。同マススタートでは高木菜那(日本電産サンキョー)が2位となった。

 男子1500メートルは中村奨太(ロジネットジャパン)が1分46秒24で2位に入り、W杯の個人種目で初めての表彰台。同500メートルは長谷川翼(日本電産サンキョー)が34秒78で5位だった。

 格下のBクラスの男子500メートルで村上右磨(村上電気)が3位となった。

 高木美帆の話 レースの内容には反省が残る。順位よりも自分の滑りを達成できた方が、満足度が高い。それができればいい位置にいける可能性が高いので、集中して上位陣に食らいつきたい。

 中村奨太の話 無駄な力みがなく落ち着いて滑れた。(格下の)Bクラスでも表彰台に乗ったことはなかったので、すごくうれしい。自分の滑りができればここまで上がってこられると実感した。

 高木菜那の話(右膝の故障で)不安だったが、ラストで勝負をかけられた。この状態で表彰台に上がれたということは、けがが回復すればレースをコントロールできると思う。