インフルエンザに感染し、今月上旬のジュニアグランプリ(GP)ファイナルに出られなかった昨季の世界ジュニア女王の本田真凜(大阪・関大中)は2連続3回転ジャンプを軽快に跳ぶなど復調ぶりをアピールした。「体調はもう大丈夫。ファイナルの分も楽しんでできたらいい」と落ち着いた表情で話した。

 ファイナルが行われたフランスのマルセイユのホテルで約1週間静養し、その間に気持ちを切り替えたという。来年3~4月の世界選手権には年齢制限で出場資格がない15歳の有望株は「まずは世界ジュニア選手権へ出ることを目標に頑張る」と意気込んだ。