フィギュアスケート女子で2010年バンクーバー冬季五輪銀メダリストの浅田真央(26=中京大)が25日、自己最低の12位に終わった全日本選手権終了後に来季も現役続行の意思を示した。フリーの演技後に報道陣に来季も続けるかと問われ「そうですね、はい」と語った。

 世界選手権3度優勝の浅田は今季、左膝痛の影響もあり、グランプリ(GP)シリーズのスケートアメリカで6位、フランス杯で9位と苦しんだ。全日本では代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に今季初めて挑んだが決まらず、合計174・42点にとどまり、12年ぶりに表彰台を逃した。