東地区の仙台89ERSの17年初戦は、善戦及ばず黒星スタートとなった。地区首位のA東京に80-91と敗れホームでは10連敗。第3クオーター(Q)終了時に53-62と9点差まで追い上げたが、最終第4Qに点差を縮められなかった。

 間橋健生ヘッドコーチ(HC、45)は「オフェンスリバウンドを取られた」と、シュートを外した後のリバウンド奪取の少なさを敗因に挙げた。仙台の8に対して、守備リバウンドになるA東京の数は34。その大きな差が響いた。

 レギュラーシーズン60試合の半分、30試合を消化して8勝22敗。A東京には全日本総合選手権を含めて公式戦5戦全敗となり、ホームでは10月23日の秋田戦を最後に勝ち星がない。間橋HCは「責任は感じていますが、今、過去を振り返っている暇はない。前を向くだけ」と話した。