リオデジャネイロ五輪女子団体銅メダルの石川佳純(23=全農)がシングルス4連覇に向け、21日の準々決勝進出を決めた。

 5回戦で成本綾海(同大)を下し、6回戦は森薗美咲(日立化成)と対戦。開始から攻撃的にポイントを重ね、4-1で完勝した。直後の会見では「初めて自分らしい試合ができた。練習してきたことがやっと少し出せた。全体的にも良いプレーだったと思う」と納得の表情で試合を振り返った。

 準々決勝以降の戦いについては「何回出ても全日本は特別。当たり前に勝つことを期待されている難しさはあるが、それに打ち勝つメンタルの強さが問われていると思う」と話した。