フィギュアスケート男子、ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(22=ANA)が14日、平昌五輪のプレ大会4大陸選手権(16日開幕、韓国・江陵)の公式練習に臨んだ。

 1年後の五輪で使われる会場「江陵アイスアリーナ」での初滑り。ショートプログラム(SP)の曲をかけ、感覚を確かめた。練習後は「楽しかった。幸せでした」と笑顔。会場はリンク脇の壁も客席も青色で「ソチ五輪をほうふつさせる、青を基調としたリンク。滑りやすい温度で、氷の状態も良かった」と、第一印象はばっちりだった。

 昨年12月末の全日本選手権をインフルエンザで欠場し、4連覇したグランプリ(GP)ファイナル以来約2カ月ぶりの実戦となる。「いいコンディションで滑れることが幸せ」と体調は万全の様子。「今すべきことをやって、楽しみたい」と自信をのぞかせた。