世界選手権で男子では初となる2冠を達成したフリースタイルスキー・モーグルの堀島行真(19=中京大)は準優勝だった。
軟らかい雪に苦しみながらも、勝ち進んでいったが、決勝ではターンが乱れた。左足のスキー板が外れ、途中棄権となった。レース後はうずくまって、うなだれた。
注目が集まる中で、凱旋(がいせん)試合を飾れず、堀島は「プレッシャーに勝てない弱さを感じた。公式トレーニングでコースに慣れることができず、滑りが安定していなかった」と悔しがった。26日のモーグルで巻き返しを目指す。
優勝は男子が島川拓也(18=TEAM BANKEI)。女子は住吉輝紗良(17=倶知安高)だった。