日本オリンピック委員会(JOC)は27日の理事会で、現役選手の声を運営全般に反映させるためアスリート委員会の新設を決めた。委員は5~15人とし、過半数を五輪出場選手から選挙で選び、残りは理事会が指名する。総務委員会の下にあったアスリート専門部会を委員会に格上げした。

 選挙は夏季大会枠と冬季大会枠に分けて行い、それぞれ定数は6人と2人となる。過去2大会の代表選手が立候補でき、直近の五輪代表が投票する。

 最初の選挙はリオデジャネイロ五輪の出場選手に投票権があり、ロンドン、リオ両五輪の出場選手が立候補できる。告示日や投票方法については今後決める。