新潟アルビレックスBBは富山グラウジーズを85-75で破った。順位は中地区4位のまま。ポイントガード(PG)五十嵐圭(36)が18得点をマーク。センター(C)ダバンテ・ガードナー(25)が24得点、パワーフォワード(PF)クリント・チャップマン(28)が18得点と、ポイントゲッターが着実にシュートを決めた。

 司令塔の五十嵐が前半から攻勢を仕掛けた。「試合の入りから自分で積極的に攻撃してチームを勢いづかせたかった」。相手が足を止めた隙を逃さずに放った3点シュートは3本成功、リング下に切れ込んでのレイアップを2本ゲット、フリースローは6本中5本を決めた。

 昨年11月に痛めた左ひざの状態は「あまりよくない」と言う。前節三遠戦も痛み止めを飲んで臨んでいた。この日も患部をサポーターで固めている。それでも試合になればハンディは感じさせない。

 「冷静に試合を進められた」と五十嵐。新潟は今日9日、第13節秋田戦以来の同一カード2連勝を狙う。