競泳ジャパンオープン第1日の19日、2020年東京五輪・パラリンピックの金、銀、銅メダルをリサイクル金属で製造する「都市鉱山からつくる! みんなのメダルプロジェクト」の協力セレモニーが行われた。予選終了後に、日本代表の萩野公介(22=ブリヂストン)らが参加して、自らが使用した携帯電話を回収ボックスに入れた。

 萩野は「今までになかった取り組みが自国開催の五輪で行われることはすばらしいなと思う。さらにメダルへの愛着が湧くんじゃないかなと思います」と話した。

 この日、回収された自身の携帯電話がメダルの一部として戻ってくる可能性について「不思議な感覚です。そうなれば、すごく幸せなこと。皆さんに参加してもらって、五輪の時に『私の携帯が』と思ってもらえると、さらにオリンピックが身近に感じてもらえるのかなと思います」と感想を口にしていた。