競泳男子2大会連続五輪2冠の北島康介氏(34)とサッカー日本代表MF香川真司(28)が30日、都内で健康と社会貢献を結びつけたプロジェクト「Health for Tomorrow」設立会見に出席した。同プロジェクトは第1弾として、専用アプリをいれたスマホを持って歩くと、歩数に応じて開発途上国の子供たちに寄付ができる仕組みを発表した。北島氏は「歩く行為がそのまま寄付になる。毎日、自分がどれくらい歩いたか、確認もできる。画期的なアプリになるんじゃないかな」と話した。

 香川は「僕は4月にクラブのバスが襲撃される事件があって、心からの恐怖を抱いた。世界にはそういう心のから恐怖を抱いて、生活している子供たちがいる。そういう子供たちにサポートやチャリティーをしていきたいと思いました」と話した。

 同プロジェクトでは今後も新しい取り組みを発表していく予定。北島氏は「『泳いでマイル、ためよう』みたいなやつもね。スマホを持って泳げないけど」と笑っていた。