2022年北京冬季五輪出場を目指すアイスホッケー男子日本代表の新監督に、昨季までアジア・リーグのアイスバックスを率いた岩本裕司氏(55)が就任することが31日、明らかになった。2月にコーチから監督に昇格した鈴木貴人氏(41)に代わり、1998年長野五輪以来の出場を目指す男子代表の再建を託された。

 男子代表は2月の札幌冬季アジア大会で韓国に敗れるなどして3位に終わり、4月に英国・北アイルランドで行われた世界選手権ディビジョン1B(3部相当)でも1A(2部相当)への昇格を逃した。

 岩本氏は日本リーグの雪印で活躍し、99年からは2シーズン監督を兼務。2013年にアイスバックスの監督に就任した。