2020年東京五輪の追加種目に決まった空手の組手で女子68キロ超級の植草歩(高栄警備保障)が4年前のカリ(コロンビア)大会に続く2連覇を達成した。男子84キロ超級で初出場の香川幸允(テアトルアカデミー)も金メダルを獲得した。

 男子84キロ級の荒賀龍太郎(荒賀道場)は銀メダル、女子68キロ級の染谷香予(テアトルアカデミー)は銅メダルで、ともに2連覇はならなかった。

 ◆香川幸允の話 最高にうれしい。最重量級は先輩方もずっとメダルを取れていなかったので、絶対自分が優勝すると思っていた。やっと世界で好成績を残せた。

 ◆植草歩の話 判定勝ちはあまりうれしい結果ではないが、勝つことに意味がある。心技体をもっと鍛えていきたい。

 ◆荒賀龍太郎の話 悔しい。最後まで強気を貫けなかったのが敗因。いい経験ができた。まだまだ強くなれると思う。