レーシングドライバーの佐藤琢磨(40)が22日、16日発売の「週刊新潮」でフリーアナウンサーの内藤聡子(43)との7年にわたる不倫を報じられて以来、初めて公の場に現れた。

 佐藤はこの日、都内で行われた男性誌「GQ」が選ぶ、今年で12回目の「GQ MEN OF THE YEAR 2017」授賞式・記者発表会に登壇。5月にインディ500を制したことなどを評価され、ベスト・スポーツマン・オブ・ザ・イヤー賞を受賞し「自分自身、さらに磨きをかけてモータースポーツを盛り上げていきたい」と笑みを浮かべた。

 アンドレッティ・オートスポートからレイホール・レターマン・ラニガンに移籍することについても触れ「私は北米9年目の挑戦。移籍しましてシーズンタイトルを狙いたい。1戦1戦集中したい」と抱負を語った。

 また、代表質問で「男とは何か?」と聞かれると「男とは夢を追う生き物…かな」と口にした。ただ、不倫問題については特に語らず降壇した。

 佐藤は「週刊新潮」発売前日の15日に、ブログで不倫報道について謝罪。「この度の報道された内容につきまして、応援して下さっている多くの皆様の信頼を裏切ってしまった事を心よりお詫び致します。私を支援してくれてきた妻には深く感謝していますが、このような事態を招いてしまったことは、ひとえに私の弱さが原因だったと思っています。今後の解決に向けて、誠意を尽くし、私自身、自らの責任を果たしていく所存です。この度はご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんでした」(コメントは原文のまま)とつづった。

 この日は佐藤のほか、元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)、俳優斎藤工(36)、長谷川博己(40)、将棋の佐藤天彦叡王(29)、4人組バンドRADWIMPSのボーカル野田洋次郎(32)、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次(39)が受賞した。【村上幸将】