フィギュアスケート男子で4年ぶりに現役復帰する高橋大輔(32=関大KFSC)が17日、左足内転筋肉離れにより、翌18日からの「プリンスアイスワールド広島公演」と24日からの「フレンズオンアイス」の両アイスショーの出演を取りやめると発表した。広島でのショーが復帰後初滑りとなるはずだった。

 高橋は自身の公式サイトを通じ、「競技会復帰に向けてトレーニングを重ねてきましたが、練習中にけがをしてしまい、軽度の左足内転筋肉離れと診断されました。ドクターやトレーナーと相談し、誠に残念ですが、プリンスアイスワールド広島公演およびフレンズオンアイスでの滑走を取りやめとさせていただきます」とコメント。さらに、関係者やファンにおわびした。両公演ではあいさつを行う。復帰後初戦は、全日本選手権の予選に当たる近畿選手権(10月5日開幕、兵庫・尼崎)を予定している。