カーリングの女子世界選手権(22~30日・カナダ)に出場するチーム青森が4日、青森市内で練習を公開し、スキップの目黒萌絵は「決勝トーナメント進出が第1の目標」と抱負を語った。

 チーム青森は2月の日本選手権で3連覇を達成。世界選手権で獲得したポイントが2010年バンクーバー五輪の出場権につながるだけに、山浦麻葉は「昨年の成績よりは上にいきたい」と意気込んだ。初出場となる新加入の近江谷杏菜は「緊張するが、ひるまずに攻めていきたい」と気合を入れていた。

 日体大への入学が決まった本橋麻里は「将来を考え、学びたいものがあった。教員免許を取れることも大きいし、挑戦したいこともある」と話した。

 チーム青森は8日から長野県軽井沢町で合宿し、14日にカナダに向けて出発する。(共同)