<全日本実業団ハーフマラソン>◇16日◇山口県維新百年記念公園補助競技場発着、21・0975キロ

 女子は「ママさんランナー」赤羽有紀子(28=ホクレン)が1時間8分11秒の大会新記録で優勝した。4キロ過ぎから独走態勢に入り、2位に55秒の大差をつけた。03年に野口みずきがマークした大会記録を18秒更新した。1万メートル日本記録保持者の渋井陽子(29=三井住友生命)は4位。男子はベケレ・ゲブレサディック(21=Honda)が1時間1分40秒で優勝した。

 赤羽は「体が動いたので積極的に行った。周りを気にせず自分のペースで走れた」と笑顔で話した。