国際水連は8日、英マンチェスターで臨時総会を開き、競泳のスタート台に設置できる陸上競技用に似た踏み切りブロックの導入を北京五輪後とすることを決めた。

 ロイター通信によるとブロックのメーカーは従来よりタイムを0・1秒短縮できるとしているが、普及と習熟の期間が必要と判断された。25メートルプールの短水路で争う10月のW杯で使用される見通し。

 また北京五輪で実施されるオープンウオーター男女10キロを「マラソンスイミング」とし、世界反ドーピング機構(WADA)の新しい世界基準の採用も決めた。