2000年シドニー五輪の陸上男子110メートル障害金メダリスト、アニエル・ガルシア(キューバ)が2日、現役引退を表明した。

 32歳のガルシアはアテネ五輪でも3位だったが、以後は故障に悩まされていた。8月の北京五輪では世界記録保持者のダイロン・ロブレス(キューバ)が優勝し、ガルシアは「まだやれると思うが、引退するときだ。北京でのダイロンの勝利で満足した」と語った。