北京の屈辱を日本でぶつける。バレーボールのプレミアリーグ男子の堺が22日、大阪・堺市内で今季開幕に向けた会見を行った。中垣内祐一監督(40)のほか、ウイングスパイカー石島雄介(24)セッター朝長孝介(28)ミドルブロッカー松本慶彦(27)の北京五輪代表3人もそろって出席した。

 リーグ戦は11月8日に幕を開け、堺は昨季4位からの巻き返しを狙う。石島は1次リーグ全敗に終わった北京五輪に触れ「北京では日本がどういう試合をしたいのか見えていなくて、僕も納得した試合ができなかった。今季は絶対に優勝する」と言葉に力を込めた。

 前日21日に今季限りでの引退を発表した朝長は「最後の力を出し切ってチームに貢献したい」と抱負。NECから新加入した松本は「1点1点の重みを感じながらプレーしたい」と意気込んでいた。