日本オリンピック委員会(JOC)の最高ランクの協賛社として2008年までオフィシャルパートナー契約を結んだ新日本石油や印刷・通販会社のウイルコが、09年以降の契約を更新しないことが13日、分かった。

 JOCは09-12年の新マーケティングプログラムを導入し、最高ランクの協賛社は4年間で6億円になる。金融危機の影響で既に、AIU保険や野村ホールディングスが契約を更新しない方針を示した。新日本石油広報部は「野球の支援で協賛させてもらってきたが、ロンドン五輪で実施競技から外れることもある」と、ウイルコ広報部は「経費の見直しが理由の1つ」と説明した。