第64回国民体育大会スケート、アイスホッケー競技会は28日から2月1日まで、青森県八戸市と三沢市などで44都道府県から選手、役員約1700人が参加して開催される。

 ▽スケート

 男女総合(天皇杯)は北海道が4年連続47度目の優勝を狙う。

 スピードは若手の台頭に期待したい。少年男子は高専勢で初めて高校総体の千メートル、1500メートルを制した山中大地(長野・長野高専)が1500メートルで2連覇を目指す。少年女子500、1000メートルは高校総体2冠の神谷衣理那(北海道・白樺学園高)に注目だ。成年男子500メートルは、日本学生氷上選手権覇者の羽賀亮平(北海道・日大)が軸か。

 フィギュアの少年男子に3月の世界選手権(米ロサンゼルス)代表で伸び盛りの無良崇人(岡山・倉敷翠松高)が登場する。成年女子は2月のユニバーシアード(ハルビン=中国)代表の武田奈也(東京・早大)が優勝候補の筆頭。実力者の沢田亜紀(京都・関大)も出場する。少年女子は、世界ジュニア選手権代表の今井遥(東京・武蔵村山二中)の演技にも注目したい。

 ショートトラックは今季W杯に出た成年男子500メートル、1000メートルの坂爪亮介(群馬・日体大)に期待。

 ▽アイスホッケー

 成年男子で埼玉が2連覇、少年男子は北海道が6連覇を目指す。(共同)