カナダ・バンクーバーで行われたフィギュアスケートの4大陸選手権男女シングルで、ともに3位となった女子の浅田真央(18=中京大中京高)と小塚崇彦(19=トヨタ自動車)が10日、成田空港に帰国した。今回は約1年後に迫ったバンクーバー五輪のプレ大会として実施。浅田は「カナダの人はみんな、すごい親切だった。町を歩いたりもした。お気に入りのものは見つかった?

 焼きたてのクレープが、すぐに食べられるところがよかった」と、笑顔で話した。

 小塚は「4回転ジャンプは少しずつ完成に近づいている」と、早くも3月の世界選手権(米ロサンゼルス)に向けて意気込んでいた。また、同じく帰国した南里康晴(23=ふくや)は、股(こ)関節痛で12位に終わり「早いうちに検査を受けたい」と話したが、次戦のユニバーシアードには予定通り出場の意向だ。