日本スケート連盟フィギュア強化部会が12日、都内で行われ、主に来年2月のバンクーバー五輪に向けた話し合いを、4時間近く行った。

 今夏にバンクーバーで計画している代表合宿については、9月に実施することで調整を進めているが、吉岡伸彦強化部長は「(五輪本番会場の)パシフィックコロシアムが使えず、練習場での練習や、町を見るとかだけであれば行っても意味がない。バンクーバーに行くとしたら(合宿期間中)毎日でなくても、氷(リンク)を押さえられていることが条件。連れて行くのはシニアの男女5、6人。押さえられなければ国内で合宿を組んだ方がいいと思ってる」と話した。

 また、同五輪代表の選考方法などについても話し合ったが、同部長は「5月9日のフィギュア委員会が終わるまでは、かん口令が敷かれているので」と、詳細を明かさなかった。