日本オリンピック委員会(JOC)は2日、2012年のロンドン五輪対策プロジェクト(塚原光男委員長)で、五輪の前線基地となる英ラフバラ大の環境を確認するため、メダル獲得が有望な競技で試験的に合宿する方針を決めた。来年3月までの実施を予定し、水泳や柔道、体操、陸上など対象となる各競技団体と調整する。

 塚原委員長は、五輪期間中にロンドンの大学施設も利用する計画を明らかにして「シミュレーションで問題点などを探りたい」と話した。