日本オリンピック委員会(JOC)は4日の常務理事会で、2016年夏季五輪開催都市を選ぶ国際オリンピック委員会(IOC)総会の出席者の人選などについて話し合った。同理事会後、市原則之専務理事は「総理大臣に出てもらいたい」という表現で、民主党の鳩山由紀夫代表に出席を要請する姿勢を示した。

 これまでのスポーツ界は自民党頼りで民主党とはつながりが薄かった。市原専務理事は「民主党にもスポーツマインドが高い人はいる。スポーツは超党派で分け隔てなく働き掛けたい」と話した。