国際サッカー連盟(FIFA)は29日、ブラジルのリオデジャネイロでの理事会で、2012年ロンドン大会以降の夏季五輪の男子に適用する年齢制限の改正案を検討する小委員会の責任者にFIFA副会長で国際オリンピック委員会(IOC)委員でもあるハヤトウ氏を任命するなどの人選を決めた。小委員会は改正案をまとめ、12月の理事会に提出する。

 現行の23歳以下と3人のオーバーエージ(24歳以上)から、21歳以下へ引き下げる案が有力だが、ブラッター会長は「小委員会が別の案をまとめれば、それが次回五輪で採用される可能性もある」と述べた。

 IOCのロゲ会長は年齢引き下げの場合には五輪参加チーム数を削減する意向を示している。