柔道の男子日本代表が24日、奈良県天理市の天理大でグランドスラム東京大会(12月11~13日・東京体育館)に向けた強化合宿を公開し、今夏の世界選手権の100キロ級で3位だった穴井隆将(天理大職)らが乱取り中心の激しい練習をこなした。

 今月の講道館杯全日本体重別選手権で初戦敗退した穴井は「誰とも話したくないところまで落ち込んだが、くよくよしている場合じゃない。優勝しか考えていない」と意気込みを口にした。

 また、強化指定選手から外れた60キロ級の野村忠宏(ミキハウス)は参加していない。