役員人事をめぐって内紛が続く日本クレー射撃協会で麻生太郎前会長を支持する旧執行部のグループが9日、東京都内で会合を開き、日本オリンピック委員会(JOC)が提示したJOC主導で役員を選び直す仲裁案に従うことでまとまった。麻生氏も会合に出席し「私たちには何一つ瑕疵(かし)がない」と語ったという。

 JOC主導の仲裁については新執行部側が受け入れを拒否しており、3月30日に総会を開いて2010年度の事業計画や予算を承認し、協会運営を進めている。