3月に行われたフィギュアスケートの世界ジュニア選手権で優勝した女子の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)と男子の羽生結弦(宮城・東北高)が、ともに来季からシニアのGPシリーズに参戦することになった。村上を指導する山田満知子コーチや日本スケート連盟関係者が25日、明らかにした。

 15歳の2人は昨年のジュニアGPシリーズで2戦2勝し、12月のGPファイナル(東京)もアベック優勝を飾った。日本連盟は24、25日に来季のジュニアGPに派遣する選手を選考したが、2人はシニア昇格の意向を示したという。