日本スケート連盟は29日のフィギュア強化部会で、世界ジュニア選手権で優勝した女子の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)と男子の羽生結弦(宮城・東北高)を来季の特別強化選手に指定する方針を固めた。

 バンクーバー冬季五輪で女子2位の浅田真央(中京大)や男子3位の高橋大輔(関大大学院)ら全日本選手権の男女各上位3人も同様に指定する方針。

 ジュニア世代の選手もシニアの国際競技会に出場して世界ランキングを上げる傾向にあるため、日本連盟は既に来季から強化選手指定のシニアとジュニアの枠組み廃止を決めている。