国際スケート連盟は13日、フィギュアの来季グランプリ(GP)シリーズの出場選手を発表し、バンクーバー冬季五輪女子の銀メダリスト、浅田真央(中京大)と男子で銅メダルの高橋大輔(関大大学院)はともに第1戦のNHK杯(10月22~24日・名古屋)に出場することになった。

 浅田は第6戦フランス杯(11月26~28日・パリ)、高橋は第4戦スケートアメリカ(11月12~14日・ポートランド)にも出る。

 五輪女王の金妍児(韓国)は、安藤美姫(トヨタ自動車)とともに第3戦中国杯(11月5~7日・北京)と第5戦ロシア杯(11月19~21日・モスクワ)にエントリー。シニアのGPにデビューする昨季世界ジュニア選手権女王の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)はNHK杯とスケートアメリカに出場する。

 男子の織田信成(関大)は第2戦スケートカナダ(10月29~31日・キングストン)とスケートアメリカに登録。五輪王者のエバン・ライサチェク(米国)はエントリーせず、同2位のエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)はロシア杯だけに出場予定となった。

 GPシリーズの上位6人(6組)がファイナル(12月9~12日・北京)に進出する。