8月18日開幕の水泳パンパシフィック選手権(米国・アーバイン)に出場する日本代表選手たちが14日、米国合宿へ向けて出発した。昨年のローマ世界選手権で男子背泳ぎ200メートル銀メダルの入江陵介(20=イトマンSS)は、3月に痛めた足首も完治。「(100、200メートルの世界記録保持者)ピアソルに去年負けているので、今年は優勝したい。お米でつくったポン菓子が好きなので、スーツケースの4分の1はお菓子です」。ローマ世界選手権100メートル優勝の古賀淳也(22=埼玉スウィンSS)は「ピアソルであれ、誰であれ、前に立つのであれば倒して行かなくてはならない。持っていくのはパソコンと本。お菓子は外国のものも大好きですから大丈夫」と話していた。

 ロサンゼルスで調整を続け、8月13日の直前合宿から合流する、男子平泳ぎ五輪2大会連続2冠の北島康介(27=日本コカ・コーラ)について、平井伯昌コーチは「電話で話して、体力が戻ったと言っていた。アメリカではいろいろな種目の練習をやっているようだから、これからの4週間で平泳ぎを詰めていくと言っていた」と話していた。