国際オリンピック委員会(IOC)は12日、2018年冬季五輪で国際陸連(IAAF)が要望するクロスカントリーの実施を検討することを明らかにした。IOCは夏季五輪の肥大化を抑制するが、冬季五輪は実施競技、種目を増やすことを視野に入れている。

 五輪憲章には「雪か氷の上で行われる競技のみが、冬季競技、種目として認められる」との原則があり、IOCは過去にクロスカントリーの採用を見送っていた。IOCは9月のプログラム委員会で討議するという。