アメリカンフットボール関西学生リーグの記者発表が24日、大阪市内で行われた。会見には1部リーグ8校の監督が出席。昨季61年ぶりに王者となった関大は、磯和雅敏総監督(43)が「今季はOBから『2連覇目指して頑張れ』というのと『気軽に頑張れ』という両極端の声があります。昨季勝てなかった社会人に勝って、日本一を目指したい」と意欲を見せた。

 一方で、3年ぶりの王座奪還を目指す関学大は鳥内秀晃監督(52)が「立命はオフェンスラインがうっとうしいし、強い。ランナーも誰が出てきてもタレントぞろいや」。2年ぶりの優勝を目指す立命大は、米倉輝ヘッドコーチ(38)が「関学がオフェンス、ディフェンスとも頭ひとつ抜けている」と話すなど、旧王者の両校が警戒し合っていた。

 リーグ戦は9月4日に立命大対京大(京都・西京極)同大対甲南大(神戸市王子スタジアム)で開幕する。