日本オリンピック委員会(JOC)は22日、東京都内で会長候補者選考委員会を開き、現職の竹田恒和会長を推薦することを満場一致で決めた。続投は既定路線で、29日の評議員会で再選されれば6期目となる。

 小粥義朗選考委員長は「国際オリンピック委員会(IOC)の活動に、的確かつ豊富な知識と経験を持っている。JOC会長として実績もある。引き続きやっていただくことがふさわしい」と説明した。

 理事、監事候補者選考委員会は、新法人移行が4月以降にずれ込む見通しのため、全理事を留任させ、新規定で開く6月の評議員会で改選する方針をまとめた。29日の評議員会では約3カ月の任期延長を提案する。