<競泳:競泳国際大会代表選手選考会>◇最終日◇11日◇静岡・浜松市総合水泳場

 男子200メートル平泳ぎで、冨田尚弥(21=中京大)が、昨年の世界最高に相当する2分8秒25で派遣標準記録を突破。1位で世界選手権代表が内定した。冨田は、最初の100メートルは北島に次ぐ2位で折り返した。しかし、150メートルでトップに立つと、そのままゴールまで逃げ切った。「出来過ぎです。世界選手権で康介さん(北島)とワンツーフィニッシュを狙いたい」。日本記録保持者の北島康介(28)は2分9秒26の2位で代表が内定した。