競泳国際大会代表選手選考会<最終日>◇11日◇静岡・浜松市総合水泳場◇男子50メートル背泳ぎ、同200メートル平泳ぎほか

 男子200メートル個人メドレーの高桑健(自衛隊)は派遣標準記録にわずか0秒06届かず、代表入りを逃した。「(東日本大震災の)被災地で活動している隊員もいる中で、自分も任務として来ているのに情けないし、恥ずかしい」と目に涙を浮かべた。

 課題とする背泳ぎから平泳ぎへのターンの失敗が響いたという。「自分に腹が立ちました。練習し直して、出直します」と再起を誓った。