7月の世界選手権(上海)に臨む競泳日本代表が24日、欧州遠征に出発した。22日までのジャパン・オープンで、男子背泳ぎ100メートルで8位惨敗するなど結果が奮わなかった古賀淳也(23=第一三共)は「調子が悪いこともあったが、最後にあきらめてしまったのもあった。まだ時間はある。焦りすぎないように、じわじわとできればいい」と気持ちを切り替えた。男子平泳ぎのホープ冨田尚弥(22=中京大)は「トータルが良くても、最後にバテたらいけない。後半に気持ちよく泳げるようにしたい」と遠征のテーマを掲げた。