7月の競泳世界選手権に出場する男子背泳ぎの古賀淳也(23=第一三共)が14日、欧州GP3戦を戦い終えて帰国した。第1戦バルセロナ大会の200メートルは、53秒91の好タイムで入江に次いで2位。第3戦モナコ大会の50メートルを24秒81で制するなど、今季の不振から復活の兆しが見えた。真っ黒に日焼けして帰ってきた古賀は「バタバタ泳ぐことがなくなった。大きい泳ぎができるようになり、スピードも上がった」と収穫を口にした。

 また、女子バタフライの星奈津美(スウィン大教)は、モナコ大会200メートルで2分6秒92の大会新記録をマークするなど、3戦連続の優勝を手に凱旋(がいせん)帰国。「へたくそだったターンを修正しました。でも完成度は半分くらい」と充実感をただよわせた。休日の買い物では、人生初というサングラス購入。それでも「似合っていません」と苦笑した。