世界選手権(8月、パリ)に出場する男女日本代表が17日、スペイン合宿から帰国した。同合宿では、男子60キロ級の平岡拓晃(26=了徳寺学園職)が右ひじを、同81キロ級の高松正裕(29=桐蔭学園高教)は首を痛めた。同90キロ級の小野卓志(31=了徳寺学園職)も右ひざ痛で合宿を辞退しており、本番まであと1カ月に迫り、男子の篠原信一監督(38)は「けが人は(下旬の)広島合宿までに完璧に治してこないと話にならない」と、万全の状態で合宿に臨むよう求めた。