ラグビー日本代表のWTB小野沢宏時(33=サントリー)が、W杯1次リーグ第3戦トンガ戦(21日、ファンガレイ)で先発することが19日、決まった。

 小野沢は、16日ニュージーランド戦で日本の最多記録となるW杯通算10試合出場を達成。今大会は初戦のフランス戦から3試合連続スタメンで、トンガ戦の出場がW杯11試合目になる。

 常に紳士的な姿勢を崩さない33歳のベテランは「自分が今までやってきたことを出すだけです。トンガとは、パシフィック・ネーションズ杯でもよく対戦するので、W杯の試合も含め、トンガの映像を見て自分たちがやる方向性をもう1度、確認したい」と淡々と話した。

 日本はトンガ戦で、91年大会でジンバブエに勝って以来となる、20年ぶりのW杯勝利を目指す。