<男子テニス:スイス室内>◇6日◇スイス・バーゼル◇シングルス決勝

 日本のエースで世界32位の錦織圭(21=ソニー)が、日本男子初の世界ツアー2度目の優勝を逃した。元世界1位で、4大大会歴代最多の16度の優勝を誇るロジャー・フェデラー(30=スイス)に1-6、3-6で敗れ、準優勝に終わった。

 錦織は、第1セットの第4ゲーム目から5ゲームを連続で失い、フェデラーの速い展開のプレーにリズムをつかめず。前日に、同1位のジョコビッチを下した逆転劇の再現はならなかった。

 しかし、今大会の準優勝で、7日発表予定の最新世界ランクで、自身最高の25位前後になる。