<競泳:W杯東京大会>◇初日◇12日◇東京・辰巳国際水泳場

 短水路で争われ、7月の世界選手権以来の実戦となった男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)は200メートルで2分6秒36にとどまり、26秒99だった50メートルとともに5位に終わった。

 男子200メートルバタフライの松田丈志(コスモス薬品)は1分49秒50で、同400メートル個人メドレーの瀬戸大也(JSS毛呂山)は4分2秒44で、ともに短水路日本新記録で優勝した。同50メートル平泳ぎ2位の立石諒(NECグリーン)は26秒66、女子100メートルバタフライ2位の加藤ゆか(東京SC)は56秒37でいずれも短水路日本新だった。

 来年のロンドン五輪に向けて現役復帰した男子自由形の五輪金メダリスト、イアン・ソープ(オーストラリア)は100メートル自由形で49秒45の全体12位で予選落ちし、100メートル個人メドレーは棄権した。