<ラグビー:関東大学リーグ・流通経大24-17東海大>◇27日◇東京・秩父宮ラグビー場

 東海大は前半10分までに敵陣深くに攻め込む好機が3回あったが、トライにできず、ペースをつかみ損ねた。前半は相手に2トライを許し、得点は1PGだけだった。後半は3-17から反撃して、31分にはゴール前のFW戦から途中出場のフランカー村山廉(3年)がトライ(ゴール成功)、36分にはBKで回してやはり途中出場のWTB宮田一馬(3年)がトライとゴールを決めて同点に。そのまま引き分けなら、99~03年関東学院大に並ぶ5連覇達成だったが、逃げ切れなかった。リーグ戦での連勝も「29」で止まった。

 木村季由(ひでゆき)監督は「学生のスポーツは単年チームで、連覇は積み重ね。また最初からやります」。NO8安井龍太主将(4年)は「先輩が築いてきたものに上乗せができなかったのは、悔しい気持ちでいっぱいです」と話した。