日本体操協会は15日の常務理事会で、体操のロンドン五輪女子代表選考基準の内規を承認し、日本が弱点の跳馬で世界レベルの「伸身ユルチェンコ2回ひねり」など難度を示すDスコアが5・8点以上の技に成功した場合は0・3点、Dスコアが6・3点以上の技に0・5点を加点することが決まった。

 来年1月に米国で跳馬の強化合宿を実施し、飯塚友海、美濃部ゆう(以上朝日生命)らを派遣することも決定した。同国を跳馬の強豪国に引き上げた元日本男子代表で、米国コーチの渡辺雅幸氏に教えを請う。