ラグビー・トップリーグで4位のNECは22日に最下位コカ・コーラウエストと対戦。チーム初のプレーオフ進出(4強以内)を目指すNECにとって、大きな武器は今季から加入したWTBネマニ・ナドロ(23)だ。

 ナドロは現在通算16トライ。トライ王争いでは2位サントリー成田秀悦(9トライ)を大きくリードしている。さらに06-07年三洋電機(現パナソニック)北川智規の19トライというシーズン最多トライも射程圏。20日、千葉・我孫子市内で雪の中、練習したナドロは「チームがゲームプランを遂行して、私のトライがついてくれば」と、まずはチームプレーを強調。「記録も破れて、チームが勝ち点5を取れれば」と続けた。自らのトライが優勝争いに大きく貢献する自覚をのぞかせていた。