<冬季国体:スケート、アイスホッケー競技会>◇2日目◇28日◇岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場ほか

 フィギュア少年男子ショートプログラム(SP)では、全日本ジュニア選手権王者の日野龍樹(愛知・中京大中京高)が65・67点で順当にトップに立った。「国際(大会)じゃないけど、自分のベストを出せたのはうれしい」とはにかんだ。

 スピード感があり、大きなミスもない納得の演技だった。昨年12月のジュニアグランプリ(GP)ファイナルでも5位。世界レベルの16歳は「緊張感もなく気楽にいけた」と余裕の表情。フリーに向けても「いつもと変わらず、力を百パーセント出せれば満足」とさらりと言った。