日本オリンピック委員会(JOC)は7日、名古屋市内でアスリートの就職支援プロジェクト「アスナビ」の説明会を開催し、中部経済同友会と岐阜県経済同友会の関係者約80人に、選手への支援を呼び掛けた。

 説明会の開催は今回が5度目で、東海地区では初めて。参加者を前に4選手が会場で、3選手がビデオを通してアピールした。ビーチバレーでロンドン五輪出場を目指す今井啓介は「社会経験があるので、引退しても会社に貢献できる」と言い、カヌーで日本選手権優勝の経歴を持つ吉田拓は「話す機会をつくってもらえてありがたい。熱意は伝わったと思う」と話した。